株式会社本気モードは、ECコンサルティングと自社D2C事業を展開する中で、事業拡大に伴うシステム課題に直面していました。これまで外注に頼ってきたシステム開発を自社で担えるようになれば、クライアントへの支援の幅を広げると同時に、自社の成長にも直結します。
SAMI Japan代表の牧野と本気モード代表の樋口氏は、楽天時代からの縁で再びつながり、クラウドERPの構想を聞いたことをきっかけにプロジェクトが始動。SAMIは東欧エンジニアを活用して開発を進め、三豊において「外国人と共に働く姿」を示すことで、社内外に新しい協業の文化を浸透させていきました。
本気モードが抱えていた課題は、商品マスタをExcelで管理していたことに起因していました。
SAMIはこれを WebベースのクラウドERP として再構築。ユーザー管理、商品・原料・製品・セット・卸といった多階層マスター管理、ExcelとのAPI同期、CSV入出力、ログ・バックアップなどを実装し、AWS上で安定稼働を実現しました。
その結果、本気モードは「スプレッドシート依存」から「セキュアで拡張可能な基盤」へと進化。この成功が、内製化への道を切り開くことになりました。
TIFG(Techno Village Innovation Forge) は、
hello yaponiyaを活用して東欧エンジニアを採用し、プロジェクトマネージャー・ビジネスアナリスト・テックリード・フロントエンド/バックエンドエンジニアを揃えたチームをゼロから設計。自社開発と外販開発を両立できる 「内製+外販」ハイブリッド型組織 として機能を開始しました。
SAMIは週次レビューやデモチェック、提案資料のレビューを通じて伴走し、単なる人材供給ではなく 「組織が自走できるまでの橋渡し」 を担いました。
2024年9月、SAMI代表の牧野が本気モードの社外取締役(Chief Digital Officer)に就任。経営レベルでの伴走体制を築き、DX戦略やエンジニア支援を担うようになりました。
さらに、People Cloudが運営するIzumonomadとTIFGオフィスを常時接続するため、MUSVI社のテレプレゼンスシステム「窓」を導入。出雲と三豊の拠点をオンラインでつなぎ、遠隔地のエンジニアも日常的に交流できる環境を整えました。これにより、技術相談から生活支援までを気軽に行える 常時コミュニティ支援体制 が実現しました。
本気モードとSAMIの取り組みは、新規事業立ち上げ時の不確実性を減らし、アウトソースから内製化、さらに経営レベルまで伴走する「SAMI Bridgeモデル」 の好例となりました。
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